僕の体育会エピソード。
こんばんわ。
今年の夏は涼しめで過ごしやすいですね。運動部の方も例年より練習のきつさが幾分か和らいでいるのではないでしょうかと思っています。
さて、僕が昔は運動部で頑張って汗を流していたということは何度か話したと思いますが、どんなことをしていたかとか詳しいことは話していなかったかなって。ちょうど季節も甲子園とかあって部活動もワイワイでというわけで僕の思い出話に付き合ってくれたらなって。
中学時代は僕、サッカー部だったんですよ。とはいってもそんな“全国大会常連!”とか、県内有数のってわけではなく、せいぜい地区予選は勝ちぬけて県大会には出れるよ程度のですけど。最高成績で、中学2年の新人戦で県内ベスト16だか32だかだったと。要するに、無駄に力は入ってるけど、別に実力はそこまで無いよ程度の学校。
強豪校とかと比べられると鼻で笑われるかもしれませんが、結構練習もきつかったんですよこれが。顧問とか外部コーチは厳しいし。まぁ外部コーチって言っても小学生からの付き合いでしたが。それでも、中学になると扱いが一気に厳しくなったね。
練習中とか少しミスすると、皆その場で止められて、ミスした人に怒鳴りつけるやつ。あれ本当に嫌だった。自分がその対象になったときなんかもう涙ですよ。
それに、中学校だから他の部活もいるわけ。気になるテニス部のあの子とか校舎から吹奏楽部のあの子とか、野球部のあいつとかがいる中で、校庭の真ん中で名指しで怒られる僕ときたらもう、恥ずかしいのと悔しいのと、もういろいろな感情が混ざってね。あー思い出したくない!
そんで、みっちり怒られた後は、部員全員で300メートルトラックダッシュですよ。
これがまた鬼畜で、ただ走ればいいっていうものじゃないのね。
トップは45秒以内でゴールして、なおかつ60秒以内に全員がゴールしなきゃいけないっていうルールがあるの。達成できなかったらもう一回。まぁ2回目からは65秒以内とかになっていた気がする。トップ45秒は変わらずね。
で、皆並んで「よーいドン!」でスタートして、走っている間、コーチの秒数を数えるカウントが校庭に響くのね。
「30秒! 10, 9, 8,……」って。
その風景が外から見ているとなかなか滑稽らしくて、後で、他の部活の子からいろいろ言われるんだけどね。
面白そうな話はこれくらいかな~。大して面白くないし、別にそんなの厳しくもないって?
僕には結構苦だったんです。
あと、運動部エピソードというと駅伝部ですよ。
僕のいた地域って、毎年11月頃に駅伝大会があるのね。それに向けて、中学では9月頃に駅伝部っていうのが始動するわけ。
体力測定のシャトルランで125回だっけか、あの10点満点を取った人とサッカー部、陸上部、テニス部あたりは強制で参加させられるのね。総勢50名くらいかな。その中から、駅伝部としての活動を通じて、7人くらいの駅伝チームを学校で選抜して、やたら大げさな壮行会みたいなのをして大会に送り出すの。
その駅伝部の活動がまた鬼畜で。
まず、活動時間が、各部活が終わった後。もうへとへとになってから、これから駅伝部ってやつ。ナイターつけて。あっ、ナイターっていうのは、教室の電気をつけるだけ。ナイター代わりですよ。公立中学にそんなものあるわけないじゃないですかー。
それで、練習内容は、3キロ走るみたいな単純なやつだったんだけどね。
でも、中でもそれはきつい練習内容があって、3日に1回の確率で来たんだけど、あー名前忘れた。
でも内容は忘れない。あれはきつい。
校庭3周 (900メートル) 毎に走るペースを上げていくやつなんだけど、最初は300メートル75秒とかのペースで始まるのね。
それで、3周するごとにそのペースが5秒早まるの。
1~3周が 300m/70秒
4~6周が 300m/65秒
7~9周が 300m/60秒
10~11周が 300m/55秒
12周目をダッシュ。
見るからにやばいでしょコレ。まず、この練習の日だけ、2周多い。それに最初は余裕を持てるけど、1周60秒のペースあたりで死んでくる。
3キロ10分ペースって言われればそうなんだけど、それって、最初に300m50秒ペースくらいで入っての話ジャン。だから訳が違うの! 僕にとって。いや、当時の僕らにとって。皆これが嫌だった。
こんなふうに駅伝部の期間が3ヶ月続くわけ。あーしんどかった。まぁおかげで、この時期は自分でも体力の全盛期にだったかもしれない。
それと自慢ですが、僕最高学年の時に駅伝のメンバーに選ばれまして、アンカーを走らせていただいたんですよ。駅伝部最後のミーティングみたいなところで、名前を呼ばれるんだけど、アンカーの時にというか、最後の1枠のところで自分の名前が呼ばれて、「えっ、俺っすか!?」みたいになりました。
結果の方は、まぁご想像にお任せで。
それでは、部活動の人、熱中症には気を付けてください。