新作エロゲー『アインシュタインより愛を込めて』について
外出自粛ということもあって、最近久しぶりにノベルゲーをやっていました。もともと外出していませんが。
僕が最後にパッケージで買ったゲームは『サクラノ詩』で、それから今までの間に発売された大作をここ数カ月でプレイしていました。
ぬきたしとかのらとと。そして、サマポケ。
というわけで、サマポケにも参加しているライター新島夕氏が発案者となる10月30日発売予定の新作ゲーム『アインシュタインより愛を込めて』(GLOVETY) を紹介していきましょう。僕の好みのスタッフということもあって、相当贔屓した紹介になります。
↓作品ページリンク
https://glovety.product.co.jp/
スタッフ紹介
企画・脚本:新島夕
代表作としては『ナツユメナギサ』等のSAGA PLANETS四季シリーズ、『恋×シンアイ彼女』、先ほども挙げた大人気ブランドKeyの最新作『Summer Pockets』などがある。
作風はかなり特徴的であり、主人公とヒロインが離別するという鬱チックなものが多い。しかし、ただ別れを書いてお決まりな感動を誘うというものではなく、その周囲の人との深い関係性のほうが重視されており、別れをそれを際立たせるスパイスのようなものである。露骨な上げ紹介からわかるように、僕が好きなライター同率で第一位の方である。
原画:きみしま青 アートディレクター:志水マサトシ
pixivやTwitterで絵を見てみるのが一番早いのだが、原画のきみしま青氏が描く女の子はいかにも柔らかそうな肌のフワフワっとした雰囲気の子が多い。端的に換言すると、とてもかわいい女の子を生み出してくれている。『恋×シンアイ彼女』でも原画を担当していた。
アートディレクターの志水マサトシ氏も『恋×シンアイ彼女』に参加しており、ノスタルジックな質感のある絵が印象的である。作品の雰囲気を決めると言っても過言ではない背景美術もこの人であれば安心して期待することができる。
音楽:水月陵 竹下智博
両者ともノベルゲームの音楽担当として、信頼のおける方である。水月陵氏は透明感のある落ち着いた雰囲気の曲調である。竹下智博氏はビジュアルアーツ作品の多くに参加しており、ストーリーで要所要所を音楽でさらに盛り上げてくれている。今回の作品でも作品を美しく彩ってくれるだろう。
「アインシュタインより愛を込めて」
— GLOVETY公式 (@GLOVETYofficial) 2020年1月2日
ティザームービーを公開いたしました。
「新世界のα」
作曲 竹下智博
歌 Luna
作品の正式公開は春を予定しております。
よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/bqN9oz11FJ
その他
他にもVOCALには、LunaやDucaといった有名どころ、キャストには久しぶりの登場(記憶の中では)となる佐本二厘など、期待が膨らむ布陣が引かれている。
小話
というわけで、『アインシュタインより愛を込めて』は『恋×シンアイ彼女』のスタッフが再集結した作品である。
『恋×シンアイ彼女』というと失踪系ヒロインとして炎上したゲームとして有名である。根本的な原因は、ほんわかとした日常系のマーケティング展開にあり、ストーリーが最悪だったというわけではない。確かにOP映像や体験版からは、鬱シナリオを想定できず地雷系作品と言われてもしょうがないかもしれない。しかし、先ほどにも書いた通り、シナリオを務める新島夕氏の作品はヒロインとの離別が物語の展開で重要なファクターとなっている。『アインシュタインより愛を込めて』においても何かしらの鬱展開を迎えるだろうということで、平和な萌ゲーを望む場合は注意が必要かもしれない。
色々と妄想
10月発売予定だが、残念なことにまだストーリーやキャラはほとんど明かされていない。というわけで、1分30秒の紹介ムービーから内容を考えてみようかなと。
SF要素があるということ、紹介ムービーの「他人の気持ちなんて誰に分かるというのだろう」「アインシュタイン 起動します」というセリフから推測するに流行りのAIモノではないかなと。
となると、主人公はAIで、それを生み出したのがHPにも載っている白衣を着たヒロインで……とかいう設定がありそう。
まぁ、紹介記事でいろいろと妄想を垂れ流すのもあれなんで、続報を待つとしましょう。
続報があって、気が向いたらまた紹介記事を出そうかなと思っています。