大学は英語よりも統計学を必修科目にするべきだと思う。
早いもので4年あった学生生活も残すところあと3ヶ月といったところでしょうか。まぁ、4年生となった僕はすでに単位をとり終えていて、特に講義も無くゼミに出席して、卒論を進めてっていうだけだったのであまり大学生っていう感じはしませんでしたけどね。
半分卒業しているみたいな。
ところで、ですけど、どこの大学も必修科目って言うのはあると思うんですよね。というかあるはずですよね。そして、その多くはというか基本的に必修とされているものって英語とか第二外国語だと思うんですよ。実際僕の大学はそうですし。
ちなみに、以前、僕が血迷ってお付き合いしてしまった女性は世間的にFランと呼ばれるところだったのですが、英語は必修じゃなかったらしいです。
話を戻すとですね、最近思ってくるわけですよ。社会に出て本当に役に立つのは英語ではないんじゃないかって。英語より大事なものがあるんじゃないかって。
というかそもそも、英語ってわざわざ必修にしなくても大学でいろいろする上で必要だから勝手に触れるもんじゃね?
大学を出るくせに社会には出ない、無職予備軍が何言ってんだって話なわけですけどね。
で、英語より大学で必修とするべきものだって僕が主張するのが、統計学というわけです。
まぁ、僕もたいして統計学というものを使えるわけじゃないんで的外れなことをこれから言ってしまうかもしれませんがご了承ください。
僕は今、某レストランでバイトをしているんですよ。僕のバイト先の店舗の売り上げって一時期 (僕が働き始める前) は、あまり売り上げがよろしくなかったらしいんですよ。
でも、ここ最近伸びてきたようで、もう他の店舗と比べてもトップのほうにあるとか無いとか。まぁ詳しい話はバイトなんかには聞かせてくれないですけど。
そんで、僕はエリアマネージャーといいますか、まぁそれなりに上の人と店長がしゃべっているのを聞いていたんですね。あっ、その人よくうちの店舗に足を運んでくれていたんですね。
「ここ最近○○店、いいじゃん」
「いやぁ~流れみたいなもんですよ」
「でも、俺わかるんだよね。伸びるときって。雰囲気が違うもん」
(中略)
「××店でも、売り上げを伸ばしたい、ってなって、俺がこの店舗でやったことを教えてくれって言われてるんだけど、そんなん山のように挙げられるからなぁ」
「ははは」
「やっぱ人の雰囲気かね。それがどうして変わっていったのか分かれば何だけど。俺のフィーリングでしかわからないからなぁ」
確かに、その偉い人はいろいろなことをやりました。掃除に力を入れたり、器具を新しくしたり、社員の教育にも力を入れていたんじゃないでしょうかね。
でも、何が本当に売り上げに影響を持っていたのか分からないと。
僕思うんですよね。統計を使えば、売り上げの上昇に寄与したイベントって言うのが分かってくるんじゃないかなって。
サービス業ってやつはいろいろな独立変数があるわけですよ。それらと売り上げって言う従属変数の関係を見ていくことで売り上げを伸ばすのに必要なことって言うのが分かってくるんじゃないかなぁって。
まぁ、統計なんて道具程度にしか思っていない、無職予備軍大学生の言葉ですけど。
サービス業の人間って、フィーリングとか雰囲気っていう言葉好きですよね。説明できないことをそう表現する。そして、それを感じ取れる自分すごいって。そんなのたまたまかもしれないし、実はうまく感じ取れてないときもあるんじゃないの?
数字を使って説明しようとしないの? してるかもしれませんが。
数字が関係するものってすべて、客観的な説明ができると思うんですよ。そういう考えを僕は統計で学びました。
どうですか? 英語より役に立つと思いませんか? そもそも英語って必修にされなくてもやるもんだしね。
というわけで、僕は統計学を必修にしたほうがいいと主張します。
統計を必修にと思った、おまけ的理由。
僕のバイト先の社員の人パソコンが使えない方がいるんですよ。「私無理~」って。
計算とかも電卓を使ったほうがいいって。
計算なんてエクセルの基礎中の基礎やん。データ数増えたらどうするの? ちょっと値に変更があったら1からやり直すの?
統計の授業ではパソコンを使うでしょう。特にエクセルなんか。そして、ちょっとした関数も学ぶことでしょう。そういうのって絶対というか、間違いなく利用できるよね。打ち込みもなれるし、数字がたくさんの資料作成もできるようになれるでしょ?
というわけでこういう面でも必修にしといたほうが社会的には英語より役立ちそう?