SAMOYED SMILE『夜巡る、ボクらの迷子教室』について。

僕個人の観測範囲における、世間的に超期待作というわけではないが、個人的にはダークホースとして期待している作品を紹介するコーナーが今月もやってきました。

今月もといっても毎月やっているわけではないですけど。

 

先月発売された、しろくまだんごさんの作品もそれなりの注目を浴びる結果となりましたし、僕の観察眼は間違っていないようですね。

 

 

 

と、前置きはこのくらいにして本題に。

今回紹介するのは11/24発売予定、SAMOYED SMILEさんの『夜巡る、ボクらの迷子教室』です。

samoyed-smile.com

 

SAMOYED SMILEさんはこの作品が第2作品目ということなのですが、最近まで名前すら知りませんでした。

ですが、ブランドライター原画買いが基本となっている僕の目に留まって購入しようかなと思うくらいの良質な雰囲気を感じ取りました。

 

 

最初にこの作品を見たイメージは,昨年発売したRelieFを最初に見たような感じでしたね。

 

あっ、早く作品紹介の方に移ります。すみません。

 

 

 

ストーリー

詳しくは,公式サイトのほうから確認してもらえばいいと思うので、僕からは、注目点を少し。

普通というか、多くの恋愛ゲームにおけるヒロインと主人公の関係というと、ヒロインが何か悩みを抱えていて、それを主人公が解決してあげて、その過程やその結果として恋愛関係が生まれるというものですよね。これが、いわゆる王道系恋愛ゲーム。

この作品も、一見そのようなものに見えるかもしれません。訳ありな学校に通う、訳ありなヒロイン達を……という風に。ですが、コンセプトの方を確認すると、「挫折を経験し、投げやりに生きる教師が 懸命に、臆病に生きるワケありな3人の生徒+1人と……」とあるわけですね。

ヒロインに何かしらの問題がありそうですが、彼女たちは懸命に生きているのですよ。投げやりなのは主人公で。彼女たちに救われるのは自分というわけですよ。

投げやりに生きる主人公にプレイヤーが自分を重ねて感情移入をうまく導き、ともに救われるという感動を得ることができればいいなと期待しております。こればかりはライターさんの実力が問われるところですね。

 

後は、タイトルやコンセプトに"夜"と入れてくるあたり、気になるのは昼ですよね。夜を生きるゲームということで、昼の過ごし方がどのような流れになっているか注目ですね。

そういえば、ゆずのドラクリオットなんかは夜の学校でしたよね。夜ならではの事もあったような気がしたけど、なんだっけなぁ。

 

まぁ、卒業を目指すというコンセプトは感動を誘うものです。はつゆきさくらとか……。どういう形で卒業を迎えるのか気になるところですね。

 

 

 

キャラクター

赤城みりあっぽいのがいる。

後悔されているHCGが3人だけなんですね。あと一人ヒロインになりそうな人がいるけど、まぁ母親らしいし……。でも彼女も学園に通っているということは訳ありですよね。

処女性を重視するオタクの意見をあえてくみ取る形となれば彼女をヒロインに昇格させるために、娘は親戚の子供で引き取っていたみたいな設定が出てきそうですね。

コンセプトに"家族"ともあるので、その辺のこともこういう設定を入れちゃえば描いていけるとでもいうことですかね。まぁ家族のことはキャラクター説明から、Aヒロイン担当っぽいところはありますけどね。

 

 

他にあえて言及することというと、CGで見るからに気になる子がいますよね。レイプ目の幼げな少女も気になりますが、それよりくまさん人形を切り刻んでいる彼女。訳ありすぎる。何があったのか気になります!

 

今のところ僕の一番好きなキャラクターは青髪のAヒロイン、小清水はやてです!

汁多めだね。

 

 

 
最後に

最後に持ってくるのはあれなんですが、デモムービーです。

www.youtube.com

 

僕が一番惹かれたのはこの雰囲気とOP曲でして。OP曲のほうは公式サイトで聞けるのでそちらでもご確認ください。

 

 

僕を含め、迷える皆さんは、一人で夜をめぐる日々を送っていることでしょう。どうせなら、一人じゃなくて、みんなで夜を巡りませんか?

そして、いつかその長い夜を卒業して太陽とあいさつしましょうよ。明けない夜はないといいますしね!