シンデレラ6th (西武ドーム2日目) で見たドームライブの光と闇。

シンデレラ6th,西武ドーム2日目に行きました。

ライブの感想を書くといっても「○○ちゃん最高だった~」みたいなことは声優が書いてあるのを見れば満足する人が多いと思うので,少し違った視点で書こうかと。

 

 

全体としては,ホームで0-1で負けてたけど,アウェーで5-4で勝ち,アウェイゴールで勝利という感じだった。

 

マイナスな感想を書くのはあまり好かれないので,とりあえず,光の方から。

 

アウェーで5点も取れた理由というと,やはり,ドームという広い会場,天井を生かした光の演出が光だった。

まず会場に入ると,左右にはこれでもかというくらい大規模 (?) な照明設備があり,照明演出に期待が出る。

 

そして,ライブが開始すると,これまでのライブ以上に光の強さがあった。まだ外の光が少しあったから,その分強くしたのかもしれないが。それくらい光を意識させていた。

 

中でも,毎回のライブで言えることだが,仮現運動を存分に用いてライブを常にカバーしていた。

正直に言うと,一部の曲については,音割れがひどく,それだけならば雑音と言っても過言ではなかった。正直歌詞とかほとんど聞き取ることができなかった。

まぁそれは仕方がない。ドームだもの。

その欠点をいかにカバーするかというところで,音が悪くてもリズム,それも視覚的にリズムを作り出し,会場を盛り上げるのだという結論に至ったのだろう。なんか偉そうに言っているが,そんなことは誰でも思いついている。

 

特に凸凹スピードスターとか。演者2人の距離が遠く,はっきり言って歌のパフォーマンスの完成度という面ではかわいそうだった。それを光で視覚的リズムを作り出し,会場を盛り上げ,なんだかんだ「めっちゃよかった~」というところまで持ち上げたのは素晴らしい。

 

 

音響に関しては,ある程度音程が一定な曲とかはうまく対応できていた気がする。音響については何も知らないけど多分そういうものなんだと思う。

 

つまりは,音響で問題ない曲に関すると,視覚的な演出との相乗効果でめちゃくちゃ素晴らしい完成度となるわけですよ。

すごかったなぁっていう3曲を挙げると……

 

 

まずは『in fact』

もう,ライブ後の反応を見れば,その辺のオタクがみんなすごいって言ってるからわざわざここで言及することもないけど。

音もしっかりと,綺麗に聞こえて,演出が凝っていた。

センターステージに出てきた佐藤亜美菜のシルエットをメインステージに設置された城の物御台 (?) 的なところに2人映し出す演出。

光の行き先の虚像に注意を向ける演出で耳には寂しい歌声。

そしてCメロ (?) に入ったところで,会場のスポットライトを用いて,実像の佐藤亜美菜へ一気に注目してと。「私はここですよ~」と。

 

話は変わりますが,橘ありすの初ソロ曲がin factだったということを受けてのアイマス世界のオタクは,どうしたんですかね。普通にビビりますわな。

 

 

2つ目が『You're stars shine on me』

イントロが聞こえた瞬間に,空を見上げた人も多いでしょう。ドームがプラネタリウムへと変わるその時を期待して。

まぁ,その期待を裏切るかのように,静かなドームの空。

安定した歌声で,静かな夜を思わせる。体には,外から吹く風が当たり,真夜中のデートといった雰囲気。

そして,やって来たラストの大サビ。ここで,いきなり天井に広がる満天の星,流れ星。期待を最大まで膨らませてのここに持ってくるという素晴らしい采配でしたね。

 

 

そして『クレイジークレイジー』でしょうか。

レーザーをふんだんに用いた演出で,視覚的楽しさもあり,歌のパフォーマンスの完成度がずば抜けてよかったと思う。左右,背後全てにレーザーを使って映し出す様々な模様。それぞれ意味があるのかもしれないけどよくわからないから省略。

 

 

 

 

少し悲しかったことといえば,美に入り彩を穿つが,よく聞こえなかったところ。音響が整っているところで聴くために来年もライブに行かなくちゃいけませんねぇ……。

それと,フレデリカ,猫やめるよはもっとよくなると思う。

 

 

そして,You're stars shine on meから,流れ星キセキへ繋がりそうだったけど,そんなことはなかった……。

やっぱり,流れ星キセキとかM@GICとか,心もようあたりのアニメの為の曲は卒業したということですかね。いつか忘れたころにやってほしいものです。

 

 

というわけでホーム&アウェイ合計の10-6で圧勝したライブでした。