「ねぇ~、どんな女の子がタイプなの?」「僕の好きなタイプは……」
リベンジです。今回は真面目に答えます。真面目に答える、つまり、実際に聞かれたときの僕の答えを。
聞かれるようなことはないでしょうが……。
よく物語の世界のイケメンは「好きになった人がタイプかな……」とか言ってその場にいる女の子をキャーキャー言わせていますが、僕は違います。
僕の場合は好きになってくれた人がタイプです。きもいとか言わないでください。
僕、自分は結構面食いでみたいなことを言ってきましたが、そこまで面食いというわけではない気がします。実際、声優補正はあれど、声優の顔を見てめちゃくちゃかわいーとか思っちゃいますもん。
最低限のラインみたいなのはあれど、そこまで高くないということです。だから、僕のことを気にかけてくれる子は全員タイプです。
自分のことですが、書いていてあまりの気持ち悪さに辛くなってきましたが何とか最後まで書きます。
そもそも、血がつながってもいない他人のことを好きになるってすごいことだと思うんですよ。好きっていうことは、その人のことを考えてくれて、どんなことでも受け止めるっていう覚悟ができたっていうことなんですよね。自分のことを捨ててでも。そんな風に思ってくれている人がいるって素敵なことじゃないですか。そんな人がいる人生を捨てることなんてできませんよ。そう言ってくれる人がいるなら、きちんと応えるべきだと思うのですよ。
と、ここまできれいごとみたいに書いてきていましたが、この世の中、物事はそんなにうまく進まないわけでして。
つまり、好きという気持ちの価値が下がってきていると思うんですよ。なんとなく空気に流されて「あーしゅきー」とか思っているひと多すぎませんか? 覚悟のいる感情なのに、何の覚悟もなく好きをばらまいてはいないでしょうか?
そんな世界にNOを突き付けていきたいこの頃です。
まぁ、話は変わりますが、僕自身のスペックって自分一人で動かすには難しいと思うんですよ。処理容量が足りないわけで。だから、あと1人くらいは僕自身のことを処理してくれるような人がいてくれたらなぁって思うわけですよ。
で、ここで矛盾みたいなのが生じてくるんですが。
僕はその人に応えなきゃいけないんだけど、あくまでも自分で手一杯なんですよ。その人は0.5くらいを僕に捧げてくれているのに僕からは返せないんですよ。僕は1.5必要なので。恋愛っていうのはつり合いがなきゃだめだと思っていて~。
ここまでくればわかるでしょう。お人形って、何もしなくても勝手に生きていけるんですよ。僕からあげるものはないんですよ。それでも全然健康でいてくれる。文句も言わない。素晴らしい相手です。
まぁ、僕ももらうことはできないんですけどね。
というわけで、勝手に生きてくれるけど、僕を手伝ってくれる、文句も言わない子、AIカノジョとでも言いましょうか。早く実現お願いします。