おじなのか?

スーツしか着ないので、当分、普通の服を買っていなかったわけなのですが、コートを見たらボロボロになっていた。

 

ということで、服を買いました。2週間くらい前だけど。

大学生のころから買っていたオンラインショップを利用します。ちょうどよく、福袋って名目で一式そろったものが売ってたので、それを購入しました。

 

結構いい感じの色味でとても満足です。

 

 

さて、本題です。大学生の頃買っていたときは、そのお店は「若者向けのファッションを取り揃えています!」的なものだったと記憶してるんですが、久しぶりに訪れたら、「イケオジはこう作る!」ってトップに出てたんですよね。

お店も、当時の顧客と一緒に成長してるのかなって感じましたね。

 

そして、ワンテンポ遅れて、「オジ……!?」と。

自分もう、オジに片足突っ込んでるんですか……。あっ、設定した年齢によって表示変えてるのかなって思って、別のデバイスとか、ネカフェ行ったときとかにも開いてみる。

変わらず、そこには「イケオジの作り方」が載っていた。

 

 

そうか、このお店と一緒に僕は成長するのかなと思った。イケオジいい響きだと思う。僕好きです。

 

 

イケオジの次って何ですかね? オジの上って何だろう。

 

 

 

そういえば、ネカフェに行って前話した7SEEDS最終巻まで読んできました。中々良かったですね。有意義に年始を過ごせました。

 

 

共通テストも1週間後ですね。頑張ってください。

近況報告。

生きてました。

3年ぶりに近況報告です。今年一年で様々なことが起こりました。

ちなみに様々な変化が訪れたのは今年だけで、IWGPのアニメについて書いた時から2年間は何も変化のない生活を送っていました。

 

というわけで最近の報告から。

 

あっ、はじめましての方もいるかと思うので、まずは自己紹介の方から。と思ったけど、昔の記事を読んでくれれば何となく雰囲気つかめてくれるかと思います。

 

 

 

というわけで変化の無かった2年間について。何だかんだずっと塾でお勉強を教えていました。中学生がメインですが、大学受験生とかも教えてて。

自分、教えることに才能があったみたいで、すごく好評でして、僕の授業なら受けてもいいみたいな生徒もそこそこいて、そういう子のおかげで自己肯定感的なものはめちゃくちゃありました。

あっ、立場的にはちょっと時給の良いフリーターです。

 

 

実家でずっと生活をしてたんですけど、給料の半分以上を毎月渡して、家事もそこそこしてたら、何にも言われませんでした。たぶん、そういうのが合ってるんだろうなってわかってくれたのかと。

加えて、おじいちゃんおばあちゃんのお世話をしなきゃいけないっていうので、母親はとても大変だったので、それとか、家のことを手伝ってくれるってだけでめちゃくちゃ感謝されてた気がします。

 

塾のお仕事は基本的に夕方から始まって夜10時くらいに終わり。16時頃に家を出て、23時ころに帰宅するみたいな生活でした。その後、楽しんでるオンラインゲームをずっとやって4時ころ寝る。13時ころ起きます。家を出るまでに自分に課された家事をします。

週に2~3日休みの日があって、その日は完全に僕が家事全般をしました。と言っても夕食作るくらいですが。おかげさまで結構料理の幅広がりました。

ネットに出てるレシピ覚えただけですが。得意料理はレバニラ。あとはパスタ全般とか煮物系。煮物は別に調味料突っ込んで鍋見てるだけなんですけど、これが好評で、おばあちゃんは、僕が煮物を作った日は「おいしいおいしい」言って食べてくれます。

母親はちょっと皮肉交じりに反応します。

 

まぁ、僕野菜が硬いと食べられないので、めちゃくちゃ時間かけたり、小さく切るんですよね。おばあちゃんは歯が弱いので、それで喜んでくれているようです。

 

 

家での話は一旦こんなところにして、娯楽のお話です。

ずっと某MMORPGをしています。今でもやってます。村社会なので、そこそこ名前知ってもらえてるかなって。他のギルドの人と交流する機会あると「あの○○さん?」みたいな。

 

結構楽しいです。その時のお友達と何だかんだずっと遊んでます。そのゲームに限らず色々なゲーム一緒にやります。

進学等の環境が変わるタイミングで交友関係をリセットしてしまう、僕にとって3年位の付き合いは最長レベルです。今後も仲良くしていけそう。もう進学とかはないしね。

 

 

 

ぶっちゃけその2年くらいはそんな感じで何も刺激のない傍からみたらつまらない生活送ってるのかなって。まぁ、僕はそこそこ楽しんでました。無理のない生活で良いなって。

 

あっ、この2年の間に話さなきゃいけないゲームがあった。ふるーつふるきゅーと! 楽しかったよありがとう。

ペロペロサイミン以来にDMMR18ソシャゲ楽しんだ。ギルドのみんなありがとう!

 

 

 

さて、ここ1年のお話をしましょう。

結構過去形で書いている部分が気になってくれているかなって。

 

まず、今年おじいちゃんが亡くなりました。

そして遺産相続でめちゃくちゃもめました。詳しいことはあまり話しませんが、大変でした。常識の無い人間。身内にいるとやばい。

 

 

おばあちゃんは元気です。ただ、今回こんだけもめたことに危機感を抱き、遺産を残さないように我々一同、動き始めました。いろいろと策はあるのですね。

そうそう、おじいちゃんが亡くなっていろいろと資料を確認していたのですが、母親と自分にそこそこ大きな死亡保険掛けられてました。こんな要らないだろって。良いお客さんだったんだなって。でもそれだけ、自分らのことを考えてくれていたってことだと思うので、ほんと泣けてきた。

もしもの際におりる保険金額の相場的なものは分かりませんが、結構大きい気がします。殺されるかも。受取り人がおじいちゃんだったので、別の受取人にしなきゃいけなくなって。僕は独り身なので、母親にしました。

母親からは、あんたが将来パートナー見つけたらその人にしなさいねって、言われました。僕と結婚すると、そこそこな金額の死亡保険金もらえます。パートナー募集中です。殺意は低い人でお願いします。

 

色々と見て、おじいちゃんすごい人だったなって思いました。 (こなみ)

 

 

続いて、お仕事。塾長になっています。個人事業主です。実際のところまだ少し違うのですが、まぁ立場的な説明ちょっと面倒なので、塾長でいいです。

今年のとある時期からね。これまで講師してた塾を引き継いだ感じです。

 

これがめちゃくちゃ忙しい。塾長のお仕事だけならいいんですが、今年からだったので、僕授業めちゃくちゃ多いんですよ。忙しさ3倍くらい。そして、引き継いだ直後なぜか、入塾の面談ラッシュ。まじやばかった。

生徒数が塾始まって以来、最多の状態らしい。加えて特に受験生が多い。そして今絶賛冬期講習中です。一緒に働いてくれる人募集しています。タスケテ。

 

家も出て、今は一人暮らし。さみしいな。

 

考え的なものはちょっと変わりました。

結婚とかって、したら大変だなって思ってたんですよ。自分のことで手一杯なのに、パートナーのことを気にかけてあげてそんなに余裕ないよって思ってたんですよ。これまでは。

 

 

でも今は、そういうのいいなって。そもそも、忙しくて自分のことすら怪しい。だから、助けてほしいなって。負担は足し算じゃなくて割り算できる的な。

今めちゃくちゃいいこと書いてる気がする。これが社会人か。

 

ただ、塾なので、出会いはありません。未成年しかいないので。

 

30年必死に生きてきた結果がコレ……。 状態までカウントダウン始まりました。

 

そうそう、もう29だというのにいまだに大学生に間違われてしまいます。ちょっとうれしい。

 

 

何かもうちょっと書こうとしたことあった気がするけど、とりあえず手が止まってきたしいいか。この後授業です。

 

 

最近7SEEDSという漫画をバイトの大学生 (去年勉強を教えていた子) から勧められて、読みました。めちゃくちゃはまった。10巻までは無料で読めたんですけど、その先が読めない。

お休みになったら、快活クラブでもいって読もうかな。休みほとんどないけどね!

 

 

あ、この先のこと書こうと思ったんだ。

 

何年か頑張ってお仕事して、早いうちに労働から離脱しようかなって。地方都市のタワマン住んで、大型犬と優雅な生活送ることが夢です。

 

 

久しぶりにこういう文章書いていたら、楽しくなってきちゃった。また、近いうちに更新しようかな。

 

良いお年を!

IWGPで育てられた26歳がIWGPアニメを好評する1の理由。

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石田衣良による人気シリーズ『池袋ウエストゲートパーク』通称 "IWGP" のアニメ版が10月より放送されている。

原作小説の累計発行部数は400万部を超えている。また、20年前の2000年には超豪華メンバーでドラマ化され、絶大な人気となった。現在でも、再放送してほしいドラマランキングでは必ずと言っていいくらいランクインしていた気がする。

 

アニメの方も、『GJ部』や『NEW GAME!』で有名な動画工房が製作を手掛けている。アニメ化が決まった際には、ネットニュースでも大きく取り上げられた。

 

そんな鳴り物入りIWGPだったが、残念なことに評価が悲惨なことになっている。prime videoでは、星1つが56%、全体で見ても星2の評価である。

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通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』や『異世界はスマートフォンとともに。』『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』の評価が星2.5だということを思うと、これがどれだけ低い評価かわかりやすいだろう。

加えて、星1つが50%以上の作品となると、探すのが困難なレベルである。

 

 

僕は、IWGPで育ったといっても過言ではないくらい、この作品の世界が好きである。好きな小説を聞かれれば「IWGP」と答えるし、好きなドラマを問われれば「IWGP」を挙げる。まぁ、好きなアニメで「IWGP」は上げないけど。

 

何と言っても、中学時代はIWGPを読んで「俺もGボーイズみたいな仲間が欲しい!」と、級友がテロリストから学校を守る妄想をしているなか、キングやマコトと一緒に池袋を散策する妄想をしていた。

原作を読んだ流れでドラマを鑑賞した時には、長瀬智也演じるマコトに惹かれ、憧れた。ファッションとか真似をしたいところであったが、圧倒的な体格差により断念をした。それでも、悪ぶったしゃべり方や「あーめんどくせぇ!」というような口癖にはしっかりと影響を受けていたと思う。好きなタイプの女性といえば、加藤あいになった。

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そんな人生の方向を決めるといっても過言ではない時期をIWGPと共に過ごし育ってきた僕は、星2つのアニメIWGPについて、良いアニメ化をしていると満足している。

 

というわけで本題です。どこが評価できるのか。

 

 

 

IWGPのアニメは、原作で言うとここ数年で発表された回を使っている。最近の原作を読んでいない人は知らないだろうが、昔は10代だったマコトやキングは今ではアラサーだ。

原作では、そんなアラサーの男たちが、当時と変わらないまま、様々な問題を解決している。Gボーイズに依頼が来て、キングがマコトを紹介して、マコトがGボーイズを使って懲らしめる。といった風に。

原作の方では、この流れを30にもなる男がまだやっているということで、なかなかきつい部分があるのだ。

 

 

それを若返ったアニメ版のマコトがやるとなると、結構良いものである。現在ホットなネタを、我々が憧れた15年前のマコトが動いて解決するのだ。アニメを見ると自分も少し若返った気分になる。まずこれが評価できるところ。

 

 

もう一つは低評価に対する反論である。低評価の中には「キャラが違う!」というものが多くある。しかし、それはドラマの影響を受けすぎだ。僕からしてみれば、原作のキャラを忠実に再現しているのはむしろアニメである。

確かに、窪塚洋介演じるキングは良かった。皆から愛されるような雰囲気を持ちつつも、謎のカリスマ性があった。しかし、原作小説のキングはとってもクールな感じで、しゃべると周りの空気が引き締まるという存在である。それをアニメ版で声優を務める内山昂輝は上手く演じていると思う。ドラマは原作ではない。星1つけている人はそこをはっきりと認識してほしい。

 

 

 

というわけで、僕はアニメIWGP楽しんでいます。繰り返しになるが、昔のマコト達が現代によみがえって来たようでとてもうれしいのだ。

皆さんも50%の星1の評価のことは忘れて、純粋な気持ちで見てほしい。prime videoで配信中だ。

www.amazon.co.jp

 

新作エロソシャゲ『巨神と誓女』がめちゃくちゃ面白いことになっている。

あらゆる"自由"がキーワードとなっている『巨神と誓女』が7月21日にリリースされた。

www.dmm.com

最近のDMMエロソシャゲの中でもハイクオリティな世界観やかわいいキャラクターが評価され、ユーザー数も爆増、サービス2日目からランキング1位を獲得するなど、大きな話題を呼んだ。

 

そんなゲームが今、めちゃくちゃ面白いことになっている。

 

 

「いつでも遊び放題な自由」

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スタミナ制をとっていないため、一日中張り付いてクエストをどんどんと進めることができる自由がある。スタートダッシュを決めたい人達は初日から精力的にクエストをどんどんと攻略し、ゲームを進めていた。

 

「遊ばなくても良いという自由」

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一方で、すでに攻略済みのクエストで得られる強化素材を一定時間ごとにランダムに集めてくれるという遊ばない自由もあった。

 

 

 

キャラクターを強化する際に、曜日限定クエスト (1日に2回までできる) で得られる素材が大量に必要であった。攻略を進めていたプレイヤーも結局はそこで育成が頭打ちとなり、先に進めなくなっていた。

 

ここで、ある人が気づいた。「クエストを進めず、曜日限定クエストだけをクリアした状態で放置すれば、放置で得られるアイテムがそのクエストの物ばかりになるのではないか」と。

実際にその状態で放置したアカウントでは、育成に必要な限定素材を大量に得ることができた。その差は、いくら張り付いたところで埋めることができないほど大きな差となっていた。この「遊ばない自由」を選択したプレイヤーがゲームにおいて優位に立つというおかしな状況が今大きな話題となっている。

 

 

そして、遊び続けた者には「自由を履き違えた」、課金をして曜日限定クエストの回数を回復していた者は「課金をする自由を選んだ」、連休に入りこの問題に反応をしない運営は「バランス調整をしない自由を選んだ」など、様々な自由が煽り文句として使われ、とても面白い状況になっている。

 

 

皆さんも、ぜひこのゲームを始めて、曜日ダンジョンだけクリアした状態で1週間ほど放置して、張り付き勢をどんどん追い越してみましょう。私たちには「ゲームシステムを活用する自由」がある。

新作エロゲー『アインシュタインより愛を込めて』について

外出自粛ということもあって、最近久しぶりにノベルゲーをやっていました。もともと外出していませんが。

 

僕が最後にパッケージで買ったゲームは『サクラノ詩』で、それから今までの間に発売された大作をここ数カ月でプレイしていました。

 

ぬきたしとかのらとと。そして、サマポケ。

 

というわけで、サマポケにも参加しているライター新島夕氏が発案者となる10月30日発売予定の新作ゲームアインシュタインより愛を込めて』(GLOVETY) を紹介していきましょう。僕の好みのスタッフということもあって、相当贔屓した紹介になります。

↓作品ページリンク

https://glovety.product.co.jp/

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スタッフ紹介

企画・脚本:新島夕

代表作としては『ナツユメナギサ』等のSAGA PLANETS四季シリーズ、『恋×シンアイ彼女』、先ほども挙げた大人気ブランドKeyの最新作『Summer Pockets』などがある。

作風はかなり特徴的であり、主人公とヒロインが離別するという鬱チックなものが多い。しかし、ただ別れを書いてお決まりな感動を誘うというものではなく、その周囲の人との深い関係性のほうが重視されており、別れをそれを際立たせるスパイスのようなものである。露骨な上げ紹介からわかるように、僕が好きなライター同率で第一位の方である。

 
原画:きみしま青 アートディレクター:志水マサトシ

pixivやTwitterで絵を見てみるのが一番早いのだが、原画のきみしま青氏が描く女の子はいかにも柔らかそうな肌のフワフワっとした雰囲気の子が多い。端的に換言すると、とてもかわいい女の子を生み出してくれている。『恋×シンアイ彼女』でも原画を担当していた。

アートディレクターの志水マサトシ氏も『恋×シンアイ彼女』に参加しており、ノスタルジックな質感のある絵が印象的である。作品の雰囲気を決めると言っても過言ではない背景美術もこの人であれば安心して期待することができる。

 

音楽:水月陵 竹下智博

両者ともノベルゲームの音楽担当として、信頼のおける方である。水月陵氏は透明感のある落ち着いた雰囲気の曲調である。竹下智博氏はビジュアルアーツ作品の多くに参加しており、ストーリーで要所要所を音楽でさらに盛り上げてくれている。今回の作品でも作品を美しく彩ってくれるだろう。

 

 

その他

他にもVOCALには、LunaやDucaといった有名どころ、キャストには久しぶりの登場(記憶の中では)となる佐本二厘など、期待が膨らむ布陣が引かれている。

 

 

小話

というわけで、『アインシュタインより愛を込めて』は『恋×シンアイ彼女』のスタッフが再集結した作品である。

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恋×シンアイ彼女』というと失踪系ヒロインとして炎上したゲームとして有名である。根本的な原因は、ほんわかとした日常系のマーケティング展開にあり、ストーリーが最悪だったというわけではない。確かにOP映像や体験版からは、鬱シナリオを想定できず地雷系作品と言われてもしょうがないかもしれない。しかし、先ほどにも書いた通り、シナリオを務める新島夕氏の作品はヒロインとの離別が物語の展開で重要なファクターとなっている。『アインシュタインより愛を込めて』においても何かしらの鬱展開を迎えるだろうということで、平和な萌ゲーを望む場合は注意が必要かもしれない。

 

 

色々と妄想

10月発売予定だが、残念なことにまだストーリーやキャラはほとんど明かされていない。というわけで、1分30秒の紹介ムービーから内容を考えてみようかなと。

 

SF要素があるということ、紹介ムービーの「他人の気持ちなんて誰に分かるというのだろう」「アインシュタイン 起動します」というセリフから推測するに流行りのAIモノではないかなと。

となると、主人公はAIで、それを生み出したのがHPにも載っている白衣を着たヒロインで……とかいう設定がありそう。

 

まぁ、紹介記事でいろいろと妄想を垂れ流すのもあれなんで、続報を待つとしましょう。

続報があって、気が向いたらまた紹介記事を出そうかなと思っています。

声優が結婚するとなぜこんなにも気持ちが悪くなるのか。

つい15分ほど前、好きだった声優が結婚しました。

 

好きだったていうのは、恋愛感情とかではなく、声とかラジオでのトークとか。あと歌も。

決して「僕が結婚する!」とかそういう気持ちは抱いていなかった。少なくとも僕自身はそう思う。

そもそも話したことなんて、高校3年生の頃に言ったサイン会くらいだし。

 

何が言いたいかというと、僕はいわゆるガチ恋勢っていう存在ではないということ。

 

 

それなのに、いま、すごく震えが止まらない。今まで生きてきた中で覚えている限り一番のショックを受けている。

この心臓が押しつぶされそうな気分を表すのに、ショックという表現が正しいのかは分からないが。

 

ただ、何かを残しておきたい。そう思い、湧き出るイメージ、この感情について書き綴る。

 

 

 

ずっと好きだった幼馴染とかが結婚した時に抱く感情って悔しさなのかな。「あの時自分がちゃんと気持ちを伝えていれば……」とか過去の自分の行いに対する後悔が出てくると思う。

 

でも、今心にあるこの感情はそれではない。だってこの結婚において僕ができたことは何もないもの。

 

 

別の感情となると、悲しい気持ちってどういうものだったか。思い出せない。悲しいことって今までにあったのだろうか。

 

 

思い出した。これは悲しい気持ちだ。声優が結婚して僕は悲しいんだ。

 

そして、今は歴代で2番目の悲しさだ。

1番は小学1年生の頃から一緒に育った飼い犬が死んでしまった時。

 

 

 

悲しい気持ちは自分の中で大切な存在が消えてしまった時に抱く気持ちだ。

 

 

 

ということは僕の好きだった彼女は死んでしまったということになるのか。

好きな人がそうでなくなる時、その状況を説明できれば声優が結婚して気持ちが悪くなってしまう理由を説明でき、自分の中で折り合いをつけて乗り越えることができるはずだ。

 

 

好きになる人っていうと、やっぱり自分と同じ考えを持つ人かなと。

 

 

恋愛に関して自分の中で大きなアイデンティティというと、やはり性に関することだと思う。

 

ぬきたし的に言うと、僕は非性産主義者だ。他者、というか人間の性行為をとっても嫌っている。なぜなら欲望の赴くまま、性に溺れることは理性に負けていると考えているからだ。

 

食べ物に負けて本能のまま食料を貪る。これは人間の食べ物に対する敗北だ。

眠たくなって、自分のやるべきことを残したまま眠りにつく。これは自分自身に対する敗北だ。

他者の魅力に屈し、性行為に及ぶ。これは他人に対する敗北だ。

 

三大欲求のうち、ただ一つ異色な欲求がある。性欲だ。性欲だけ同じ立場であるはずの人間に対して敗北をしているのではないだろうか。

 

人を他の動物と異なった存在としている理性が他者によって侵されること、それがどうしても許せない。

 

もちろん、性欲が種の存続に不可欠であることは承知だ。しかし、どうしても許容できないのだ。同じ立場であるはずの人間に負けることは。そう思ってから、僕には種の存続は無理であることを悟った。

 

 

であるならば、好きになる人も同じではないと。他人に理性を侵されることに、どうしても折り合いをつけることができない弱い人間が。

 

 

僕は知っている。古くから結婚初夜という儀式があることを。現代においては、結婚初夜どころか、交際から数カ月も経たないうちに理性をめぐる男女の戦いが存在することを。

 

 

一般的に見れば恋愛関係と性は切っても切れない関係なのだ。

 

 

 

 

僕と同じような存在ではないだろうかと思っていた人が実は違った。

もちろん自分がマイノリティであることは百も承知だ。「何勝手に同じとか思ってるんだよ気持ち悪い」とか「拗らせてるな」とか言われることだろう。

 

 

ただ、そんな自分の中だけにあった平和な世界に現実からテポドンを撃たれた。それに少し動揺しただけ。自分の中にあった優しい人しかいない世界で一人寿命を迎えただけ。大往生だった。それが少し悲しかっただけ。そう整理することができた。それで十分。

 

 

 

 

人口の多くない僕の世界にとって一人減ることは結構な大打撃なので、再構築には少し時間がかかりそうだ。

しかし、いつかまた平和な日常が戻ってきますように。

 

 

そして、これからの世界が平和でありますように。

【シャニマス】グレフェスの歴史①【自演凛世編】

ノクチルがやってきまして、2周年も近いということで最近注目を浴びてきたシャニマス(エアプが多いけど)

その中でも、グレフェスの歴史について振り返っていこうかなって。

最近始めた人とかは「昔のグレフェスってこんなかんじだったんだ~」ってなるだろうし、昔からやってた人は「あったなぁ~」って懐かしんでもらえるといいな。

 

できることなら、現在に至るまでの環境の変化をまとめたかったけど、ここ1年近くグレード7常連って感じではないからなぁ。というわけで、僕がそこそこ頑張ってやっていたころ (実装~2019年4月) までを書いていきます。今回はその第一弾。次は多分ある。

 

 

■自演凛世環境 (2018年7月~)

-編成編

初期のグレフェスを象徴するカードと言えば【凛凛、凛世】杜野凛世、通称自演凛世だろう。よって、シャニマスの最初の環境を名付けるとすれば彼女の名がふさわしい。

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グレフェスにおける原初の攻略法は強い思い出アピールを複数回放つというものだった。当時のグレード7へ進むボーダーは完全掌握+がっちり2つだった。完全掌握を出すためには全審査員へまんべんなくアピールをする必要があるが、当時は全体へアピールできる高倍率アピールが少なく、完全掌握を目指すには思い出アピールに頼るしかなかった。

そこで目をつけられたのが、【凛凛、凛世】杜野凛世だった。友達招待でもらえるカードであったが、複垢を作り、手に入れる人が多くいたため、通称自演凛世と呼ばれていた。このカードは、唯一無二の思い出ゲージを上昇させるライブアピール、パッシブスキルを持っている。これにより、赤テンションを引いて、序盤で思い出アピールを撃ち、スキルでゲージを回復して2発目という動きができた。 

センターには【柔らかな微笑み】風野灯織 【第2形態アーマードタイプ】小宮果穂が使われていた。この2人は思い出レベル5のアピールが審査員へ追加のアピールができたため、ほかのフェスアイドルよりも強い思い出アピールを放つことができた。この2人も自演凛世と並び当時を代表するカードだった。

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灯織をセンターにする場合は、Vo/Daをそれぞれ【ほわっとスマイル】櫻木真乃、【金色の元気いっぱいガール】八宮めぐるが埋めて、Leに凛世、Viに【純真チョコレート】園田智代子が編成された。イルミネは安定した高倍率ライブアピールとリンクアピールによるバフ、チョコはライブスキルによるバフで思い出アピールの火力アップのため採用された。

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灯織の思い出アピールと相性の良い強力なViバフを持つ【ビ~♥バップ海岸】月岡恋鐘が使われることもあったが、凛世とのユニットボーナスを持つチョコのほうがメジャーであった。

 

果穂をセンターとする場合は灯織がViへと移った。

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グレフェス開幕初期は単純に思い出アピールの火力が高かった果穂のほうが人気が高かった。しかし、グレードが上がっていくにつれ、イルミネによるリンクアピール連打、サポートアイドル【アーリー・ナチュラリィ】田中摩美々など、パッシブのViバフに対する評価が高まりより火力を出せるようになった灯織編成をより多くの人が利用するようになった。当時のランキングはほとんどが灯織でたまに果穂がいるような状態だった。

そして、初期イルミネSSR4凸も上位グレードへ上り詰める必須カードとなっていた。

 

 

-プロデュース編

そして、グレード7を目指しアイドルをプロデュースするわけだが、当時はフェス感謝祭のように簡単に思い出5を作れるコンテンツは存在しなかった。Morningイベント、約束がやってくることを祈るのみだった。

何とか思い出5へ到達したとしても、ステータスが納得いかない場合は再走となり、頭を悩ませるプロデューサーが多く存在した。

 

育成によく使われていたアイドルといえば【ヒーローインザパーク】小宮果穂/【街角フラワーガーデン】白瀬咲耶/【桜餅マスター……?】園田智代子が挙がる。元祖三種の神器といえるかもしれない。

 

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公園果穂と花咲耶トークショーでのマスタリー持ちである。フェス用のアイドルをプロデュースする際には、ステータスの上限解放、4凸スキル習得のSP確保のため、トークショーを多くこなす必要がある。そのため、トークショーでステータスアップができる果穂とSPマスタリーの咲耶、加えて体力サポート持ちということもあり、両者の評価はとても高かった。

餅ちょこは唯一無二のパーフェクトマスタリー持ちであり、高ステータスを目指すには必要なピースとなっていた。

 

この3枚に加えて、育成したい属性に合わせてマスタリー持ちを編成するのが基本となっていた。ちなみに灯織をセンターにする場合は、先ほど挙げたアリナチュ摩美々の金パッシブを全員に持たせていた。

 

 

そして、灯織構成にさらに拍車をかけたといえるサポートカードが【闇鍋上等】田中摩美々である。

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このカードの持つ新たなスキル、体力マスタリーにより、一緒にViレッスンをすると、体力が減らないどころか、体力サポ―トが発動していると回復し、休みなしでレッスンをし続けることができるようになった。加えて、ビジュアルマスタリーSP持ちでもあり、トーク以外でSPを稼ぐこともできた。

Vo/Daのアイドルもそれぞれ特化をしながら、Vi寄りに育成ができることにより、灯織の思い出火力の底上げとなった。

 

 

-まとめ

というわけで、グレフェス開幕初期の環境について振り返ってみました。限られたサポートによる育成とイルミネのリンクアピと自演凛世を前提とした編成が大半を占めるものであった。

一応、マイナー編成としては、新MMM砲というアンティーカ編成もあったが、優秀なViサポートによってなせるものだった。

また、グレフェスでのパーフェクトライブはまだまだ難しく、スコアのインフレが起こっていない比較的落ち着いた環境だったかもしれない。

 

 

というわけで、次回はグレフェスの歴史②【自傷アンティーカ編】をお待ちください。